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押味先生の米国留学時代からのお話の続きです。
Q: 現地になれた2年目は、順調に過ごされましたか?
2年目は、この物騒な町を逃げ出し、ケンタッキー州のルイビルへ引っ越しました。University of Louisville, School of Medicine です。ケンタッキーの言葉は東海岸とは違うので、また言葉が分からなくなって慣れるのにしばらくかかりました。2年目はレジデントですからインターンを教えないといけませんし、学生も付きます。今から思いますと、よくもまあクビにならずに済んだものです。信じられません。
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ようやく2年の研修を終えて帰国する頃には、憧れていたアメリカが大嫌いになっていました。今に見てろ、アメリカをやっつけるぞ。日本国内で足の引っ張り合いをしているヒマはない、皆で団結してアメリカに対抗するんだ。
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Q: 日本でアメリカ以上の医療を!と志されて帰国されたわけですね?
そのためには、日本ではどんな医師を目指すべきだとお考えになりましたか?
医学部教育と卒後教育を通して目指す目標は名医です。良医ではありません。どうせ目指すなら名医です。ただし、名医というと徳が伴いますので、徳のない道半ばの私に名医となる方法を教えることは不可能ですので、「一流の医師、一流の内科医」を育てる方法についての提案を次に述べたいと思います。
Q: 具体的にはどのような医学教育、研修をしたらよいでしょうか?
最初は全般的な医学部教育についてですが、強調したいことは、①英語を勉強しなさい(黒川利雄先生に倣って)、②分子生物学を勉強しなさい、の2つです。英語といっても文学書を読めるようになるということではありません。学生時代から医学用語をこつこつ覚えて欲しい、英語の教科書を読めるぐらいになって欲しい、ということです。
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もう一つ大事なのは6年生の教育です。当時の米国では日本の6年生に当たる4年生は、授業料を払ってインターンと同じく3~4日に一度当直をして、インターンと交互に入院してくる患者を受け持ちました。レジデント1人、インターン1人、学生2人がチームを組んで当直しました。一晩に6~7人の急患が入院してきたこともありました。これが最も多かった記録ですが、レジデントの私は患者全員を診ねばならず必死でしたが、学生だって必死でした。確か2人がその夜のうちに亡くなったと思います。この当直システムは病院により若干違いますし今でも同じようにやっているのかわかりませんが、私がレジデントをしていたときはそうでした。
ところが日本では6年生になると、国家試験対策のために学生は病室から消えてしまいます。でも図書館でいくら教科書を読んでも、すぐに忘れてしまうでしょう。授業だって似たようなものです。病院にはたくさん患者がいるのですから、患者さんを教材にしない手はないです。患者さんには失礼な言い方ですが、目の前に生きた教科書があるのです。患者を通して学ぶ生きた医学は、いつまでも残ります。この6年生の教育で、米国と日本の学生に大きな差が出来てしまいます。この違い、そしてこのような制度を作った基本理念の違いが、米国と日本の臨床医学のレベルの違いを生んでいるのです。このような制度を実現するには時間がかかるかもしれませんが、不可能ではないと思います。
内科学の一連の臨床実習では、診断方法と治療について、基本的な知識、技法、考え方を身につけることを目標とし、指導医とともに出来るだけ長い時間患者に接し、注意深く患者の訴えを聞き、注意深く診察し、検査データを見て、その結果どのような診断が考えられ、そしてどのような治療法がいいのかを、指導医とともに深く考察することが大切なのです。真剣に患者さんに接し、臨床医学の真髄を学びとるよう努力するべきなのです。
続きます。